感染症のインフルエンザに加湿器は効力を発揮するか

人間の目には見えないウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入、増殖することで発熱や嘔吐、咳など様々な症状が出るのが感染症です。感染症の原因であるウイルスや細菌は、それを宿している宿主から広がります。注意したいのは、宿主やウイルスや細菌が体内に侵入した人が全て、症状を発症するわけではないと言うことです。ウイルスや細菌など異物の侵入に対して強い免疫力を持っている人は、症状を発症しないままと言うことも珍しくありません。ですから、感染症予防のためには免疫力を高めておくことが重要です。ウイルスや細菌などが宿主から周囲に広がる経路としては、病原体に汚染された物体や手指などに触れることで感染する接触感染、宿主がくしゃみや咳をした際の唾液内の病原体の飛沫によって感染する飛沫感染、そしてその飛沫によって広がった病原体が空気中に舞うことで広がる空気感染を代表的なものとして挙げることができます。感染症には様々な種類がありますが、中でも誰しも一度は耳にしたことがある存在として挙げられるのがインフルエンザではないかと思われます。インフルエンザはA、B、C型のインフルエンザウイルスが病原体であり、その型によって症状の出方や程度に差があります。インフルエンザの感染経路として最も多いのが、飛沫感染と空気感染です。ただ飛沫で空中に舞った病原体も、空気が湿気を含んでいればその重みに負けて、地面へと落下します。そのため空気感染は防ぐことが可能です。インフルエンザが乾燥した季節に大流行するのも、空気中の湿気が不足しており、空気感染が発生しやすいためです。ですからこれを防ぐためには、空気中の湿気の量を調整する加湿器を利用するのが推奨されます。加湿器はまた、人の口腔内や喉、鼻の粘膜に潤いを与える作用も持っています。そのため、加湿器の使用によってインフルエンザウイルスの体内への侵入を防ぐ効力も期待できます。